はてなユーザーのFollower数ランキング

こりもせずにランキングネタ。「ツイッタラーたちは何処からやってきたのか - IT戦記」が面白い。でもやはり気になるのは、はてなユーザーTwitterではどのくらい認知されているのかということ。なぜかブックマークコメントでもそこらへんの話がされてなかったようなので、「twitter_domain_url_rank.txt」をありがたく使わせてもらい、ドメインが"hatena.ne.jp"のユーザーを対象にしてランキングを作ってみた。

前回の「「はてなダイアラー」のFollower数ランキング - 鯨飲馬食コード」とは大きくランキングが異なることが興味深い。ダイアリーがあまりブックマークされない人も上位にいるし、そもそもダイアリーを利用していない人もいるようだ(あとボットもいる)。フォロワー数が多いはてなユーザーが必ずしもはてな内で注目されているとは限らないのかもしれない。本当はブックマーク数を併記したほうが分かりやすいのだろうけど、今回はパスで。

ちなみに。件の記事では5,000位までを対象としているけど、「Twitterをもっと便利にみんなとつながるサービス〜meyou.jp(ミーユー)」からは26,000位くらいまで(フォロワー数500以上?)のランキングが得られるので、調査対象を広げてみるとまた違った結果が見えてくるかもしれない。順位とフォロワー数の目安は、5,000位で2,200、10,000位で1,300、15,000で900、20,000位で670、25,000位で530といったところ。

以下結果。順位の括弧内の数字は総合順位。フォロワー数を取得したのは、日本時間2010年6月13日の22時30分から40分の間くらい。

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Follower数取得スクリプト

前回の「「はてなダイアラー」のFollower数ランキング - 鯨飲馬食コード」で用いたスクリプトを未来の自分のために貼り付けておく。いつもならばRubyで書くのだけれど、少し前にPython + BeautifulSoupで書いたスクリプトがあったので、それを流用した。

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「はてなダイアラー」のFollower数ランキング

久しぶりのランキングネタ。「Twitter で「はてなダイアラー」ときゃっふきゃっふしよう! - IT戦記」が面白かったので、Twitterのfollower数でリランキングしてみた。

http://amachang.sakura.ne.jp/misc/hatena_top_500/twitter-hatenar-ranking.txt」のトップ300ユーザーを対象としてfollower数を取得し、その上位100ユーザをリランキングした。はてなアンテナ被登録数を計測したのは、2年前の「はてなアンテナの登録数ランキング(はてな篇) - 鯨飲馬食コード」からどう変化したかを見てみたかったため。

結果は以下。いつものように考察はなし。「やったらこうなった」ってやつ。

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livedoor clipでクリップされてるホスト(2009年6月)

ずいぶんと時間が経ってしまったが、EDGE Datasetsの2009年6月分を頂いたので、前回の「livedoor clipでクリップされてるドメイン - 鯨飲馬食コード」と同じようなことをやってみた。というか、あまりにもノイズが多いので簡単に除去しようとした際の副産物なんだけども。

とりあえず簡単な統計情報。

データ数 ID数 URL数
2009年6月 2,108,349 37,785 278,986
2008年12月 1,572,742 25,370 211,663
増加数 535,607 12,415 67,323

トップ100の結果を一目見て気付くのは、今回激増した以下のホスト。

  • www.japanranking.jp
  • www.sns-japan.com
  • www.cuteencounter.com
  • youtube.xn--vuqu5e01ym1kc4e552c.com
  • idolimagesearch.blog28.fc2.com
  • xn--youtube-ol0l32di35g7i9a.adticketauction.com
  • xn--vuqu5e01ym1kc4e552c.com
  • www.sumai-zukuri.com

そして増加数0のホスト。

  • cashp7.sakuraweb.com
  • genkin7p.sakuraweb.com
  • coolweb.jp
  • afiliate.okidoki.main.jp
  • www.job-forum.jp

上記のホストはデータから除去するのもいいし、ある手法がこれらを検出できるかどうかのテストに使用してもよさそう。

その他として、朝日・産経・読売・毎日などの新聞社の増加率が高め。nicovideoの増加率は高いがyoutubeは低め、などが見える。増田のクリップ数も順調(?)に増加しているようだ。

以下トップ100の結果。

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LinuxでChromeメモ

LinuxGoogle Chromeを使うときは、前回「Ubuntu 8.04でのChromiumビルドメモ - 鯨飲馬食コード」で書いたように、配布されているdebファイルをダウンロード及びインストールするか、Chromiumを自前でビルドすればよい。とはいえ、どちらの方法も気軽に試してみるには少し面倒かもしれない。

ところで、debファイルは dpkg-deb -x で展開することができる。
以下、自分のためのメモ。

#! /bin/sh

DEBURL='http://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-unstable_current_i386.deb'
DEB=`basename ${DEBURL}`
TMP=`mktemp -d chromeXXXXXX`
ARC='chrome.tar.bz2'

wget -nc ${DEBURL}
dpkg-deb -x ${DEB} ${TMP}
cd ${TMP}/opt/google
tar -cjf ${ARC} chrome
mv ${ARC} ../../../
cd ../../../
rm -rf ${TMP}

Ubuntu 8.04でのChromiumビルドメモ

Chrome OSをビルドしたのだけど、OSよりもブラウザとしてのChromiumに興味が出てきたので、そちらの方のビルドメモ。

単純にLinux上でChromeというかChromiumを使いたい人は、「Early Access Release Channels (The Chromium Projects)」にあるリンクからdebファイルをダウンロード、インストールすれば良さそう。この方法だとインストールにroot権限が必要。その一方でGoogleのレポジトリが登録されることにより、以後はアップデートも簡単にできるようだ。

ソースからビルドするにしても「LinuxBuildInstructions - chromium - Build instructions for Linux - Project Hosting on Google Code」の通りにするだけ。以下Ubuntu 8.04上での作業を簡単にメモ。対象は4.0.259.0、リビジョン33225あたり。

後にgclientからsubversionが呼び出されるのだが、Ubuntu 8.04のsubversionはデフォルトだとバージョンが古いので、先にレポジトリにBackportsを追加しておく。「UbuntuBackports - Community Ubuntu Documentation」を参照して /etc/apt/sources.list に下を追記する。

deb http://archive.ubuntu.com/ubuntu hardy-backports main universe multiverse restricted

build/install-build-deps.shシェルスクリプト、下のtarballに含まれる)をダウンロードおよび実行し、ビルドに必要な環境を構築する(root権限が必要)。

Download Chromium tarball」からtarballをダウンロードして ~/chromium あたりに展開。

Install the depot_tools (The Chromium Projects)」に従って、 depot_tools をダウンロード、展開。

展開した depot_toolsに パスを通す。ついでに後で必要になるので export GYP_GENERATORS=make としておく。毎回やるのが面倒なので .profile か .bashrc あたりに下のように追記。

if [ -d "$HOME/depot_tools" ]; then
    PATH="$HOME/depot_tools:$PATH"
fi
export GYP_GENERATORS=make

~/chromium/src (ソースのディレクトリ)に移動して gclient sync --force とする(初回のみ --force )。

同じく ~/chromium/src で make する。バイナリが欲しいだけならこう。

make chrome BUILDTYPE=Release

~/chromium/src/out/Release 以下にバイナリができる。いろいろありすぎて何が必要かわかりにくいが、多分以下があれば動作するので適当な場所にコピーするなりなんなり。

chrome
chrome-wrapper
chrome.pak
chrome_sandbox
libffmpegsumo.so
product_logo_48.png
xdg-settings
locales/*.pak
resources/inspector/Images/*.png
resources/inspector/devtools.css
resources/inspector/devtools.html
resources/inspector/devtools.js
resources/inspector/inspector.css
resources/inspector/inspector.html
resources/inspector/inspectorSyntaxHighlight.css

ちなみに設定ファイルはデフォルトだと ~/.config/chromium 以下にできるようだ。これは「起動オプション - Google Chrome まとめWiki」にあるように --user-data-dir オプションで変更できる。